南予医療振興財団(以下「当財団」)は、医師を養成する愛媛大学医学部、八西地区の中核病院である市立八幡浜総合病院、および四国電力株式会社が連携を図り、愛媛県八西地区(八幡浜市および西宇和郡伊方町)を中心とした南予地域の医療を担う医師を確保し、同地域の医療の充実および万一の原子力災害に備えた医療体制の整備を図ることを目的に、愛媛大学医学部医学科生を対象に奨学金事業を行う公益財団法人です。
愛媛県南予地域医師確保奨学金制度は、将来、愛媛県八西地区を中心とした南予地域の医療機関において医師として勤務し、同地域の医療の充実・発展に貢献しようとする意欲に富んだ医学生に対して、その修学に必要な資金の貸与により支援・助成する制度です。
愛媛大学医学部を卒業後3年以内に医師免許を取得し、7年間(臨床研修期間2年間を含む)を当財団が指定する南予地域を中心とした医療機関で勤務すると、奨学金の返済が全額免除されます。
令和5年10月23日
【奨学生募集期間延長】
令和5年度の奨学生募集期間を12月20日まで延長いたしました。
募集人員は2名程度。今年度最後の募集となります。
皆様のご応募をお待ちしております。
※応募にあたっては「奨学金貸与事業規則」をご一読ください。
応募書類はこちらをご利用ください。
令和5年9月13日
[奨学生による病院見学の実施について]
病院のご協力を得て、以下のとおり見学を実施いたしました。
・令和5年9月1日 市立大洲病院 2名
・令和5年9月12日 西予市立西予市民病院 1名
令和5年8月23日
[奨学生による病院見学の実施について]
病院のご協力を得て、以下のとおり見学を実施いたしました。
・令和5年8月9日 市立宇和島病院 1名
・令和5年8月18日 市立宇和島病院 2名
令和5年3月30日
[奨学生による病院見学の実施について]
病院のご協力を得て、以下のとおり見学を実施いたしました。
・令和5年3月28日 市立八幡浜総合病院 2名
令和2年4月1日
公益財団法人 南予医療振興財団へ移行しました。
150,000円/月
(1年生時から貸与開始の場合)
180,000円/月
(2年生時から貸与開始の場合)
200,000円/月
(3-6年生時から貸与開始の場合)
※奨学金貸与契約を締結した日の属する年度の4月分から貸与します。
新入生
貸与期間は、入学月から愛媛大学医学部を卒業する月まで (6年間) となります。
在学生(2-6年生)
貸与期間は、奨学金貸与契約を締結した日の属する年度の4月から愛媛大学医学部を卒業する月までとなります。
新入生および在学生(2-6年生)
2ヶ月分(当月および翌月分)をまとめて4月•6月•8月•10月•12月•2月に貸与 (口座振込) します。
初回貸与分は、4ヶ月分 (4-7月分) をまとめて6月に貸与 (口座振込)します。
奨学金の貸与を受ける者 (以下「奨学生」) が休学、停学、留年したときは、当該日の属する月の翌月から、復学または進級した日の属する月まで奨学金の貸与は行いません。
奨学生が次の事項のいずれかに該当することになった場合は、奨学金の貸与を取り消します。
※奨学金の貸与が取り消された場合には、奨学金全額を一括して返済する必要があります。ただし、奨学生であった者が心身の故障、災害その他やむを得ない事由により奨学金を返済することが困難であると認められる場合には、その理由が継続する期間、奨学金の返済が猶予される場合があります。
貸与期間終了後、奨学生が次の01~03のいずれかに該当する場合には、
奨学金の返済が免除になります。
次の条件をすべて満たした場合、奨学金の返済が全額免除になります。
※1 指定医療機関
指定医療機関とは、愛媛大学医学部附属病院、松山赤十字病院、愛媛県立中央病院、市立八幡浜総合病院、市立宇和島病院、市立大洲病院、西予市立西予市民病院、西予市立野村病院の8病院および西宇和郡伊方町地域の診療所などを指します。
※2 専門研修
専門研修(3年間)は、臨床研修修了後、愛媛大学医学部附属病院のプログラムにより研修を受けます。なお、専門研修期間中における愛媛大学医学部附属病院、松山赤十字病院および愛媛県立中央病院での勤務は原則2年以内とします。
専門研修期間中は、指定医療機関に勤務しながら各種専門医の資格取得を目指します。特に、内科、外科、小児科、産婦人科、救急科、総合診療科、整形外科を専攻することが推奨されます。
なお、専攻した領域の専門研修期間が4年以上あり、指定医療機関以外での研修が必要である奨学生、或いは専門研修後にスキルアップを図りたい奨学生については、3年を限度に指定医療機関以外での研修を受けることを認めることとし、奨学生のキャリア形成を支援します。この場合、指定医療機関以外での研修期間は、業務従事期間(7年間)に算入されず、義務期間については、後年度に繰り延べられます。
※3 南予地域の医療機関勤務
専門研修修了後の2年間は、市立八幡浜総合病院を中心とした南予地域の医療機関(市立宇和島病院、市立大洲病院、西予市立西予市民病院および西予市立野村病院)での勤務を原則とします。また、この期間においては、西宇和郡伊方町の診療所勤務となる場合があります。
奨学生は、業務従事期間中においても、指定医療機関(勤務先)での業務等に支障のない範囲で、愛媛大学大学院医学系研究科(博士課程)の社会人大学院生制度を活用することができます。 卒業後の勤務配置については、各種専門医(内科、外科等)の資格取得を考慮したプログラムを検討しております。
指定医療機関において医師の業務に従事する期間中、業務上の事由により死亡したとき、または、業務に起因する心身の故障のために業務に従事することができなくなったときは、奨学金の返済が免除されます。
死亡、心身の故障、災害その他やむを得ない事由により指定医療機関の医師としての業務に従事することができなくなったときは、奨学金の返済の全部または一部が免除されます。
※返済免除要件を満たし、返済免除を受けようとする場合は、速やかに奨学金返済債務免除申請書および関係書類を提出する必要があります。
指定医療機関以外での専門的な研修等(3年を超えない範囲で、代表理事が認めるものに限る)を受けている期間は、返済猶予を受けることができます。返済免除要件に該当しない限り、奨学金を返済する必要がありますが、心身の故障、災害その他やむを得ない理由により返済することが困難であると認められる場合は、その理由が継続する期間、奨学金の返済猶予を受けることができます。
返済免除・猶予の要件に該当しない場合は、貸与を受けた奨学金全額を一括して返済しなければなりません。
1. 返済しなければならない場合
2. 返済額
返済額は、貸与を受けた奨学金の全額になります。
3. 返済期日
返済事由が発生したときは、代表理事が定める日までに一括して返済しなければなりません。
4. 返済利息
無利息とします。
5. 延滞利息
正当な理由なく奨学金を返済すべき日までに返済しなかったときは、返済すべき日の翌日から返済日までの日数に応じて、返済すべき額について年15%の延滞利息を支払わなければなりません。
「奨学金申請書」などの各種様式をご所望の場合は「奨学金貸与事業規則」をダウンロードするか、当財団までご連絡ください。
〒790-0012
愛媛県松山市湊町6丁目1番地2
四国電力ビル2階
TEL: 089-910-1340
FAX: 089-910-1339
お問い合わせいただいた際には、2営業日以内にお返事をさしあげております。数日経っても返事がない場合には、当財団からの返信メールが届いていない可能性もございますのでその際には、大変申し訳ございませんが、お電話かFAXにてご連絡ください。また、返信メールが届かない場合、自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられていることがあります。迷惑メールフォルダの中に紛れていないか、ご確認お願いいたします。なお、当財団の営業時間は、平日の午前9時から午後5時までです。
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